2014年1月10日金曜日

魂に磨きをかける時間―黙想会

 本校が伝統的に大切にしてきている「黙想会」での二日間は、年の始めに清々しい心になって、自分はどう生きていくのか、どのように方向づけていくのか、このような内面の問いについて、生徒たちが一人ずつ、しっかりと自分と向き合う時間となりました。高3以外の5学年が一斉に、それぞれの学年のテーマに従って精神活動をするにあたって、それを優しく見守りながら同伴してくださる講師の先生方は学年ごとに一人ずつ。何という贅沢なことでしょう。でも、私たちはこの贅沢な時間を、ずっと40年来、持ち続けています。

中1から高2まで、私たちの教育目標「ノートルダム教育・18歳の姿」に定められている学年目標に従ってテーマが決められており、二日間の心の旅路が展開されます。これまで自分が考えたこともなかったことに気づくことができたり、自分が知りたいことをもっとじっくり深められたり、この時間を「魂に磨きをかける時」にできた生徒の皆さんが、たくさんおられたことを、私もそばで見ていて実感しました。
お忙しい中、私たちのために時間とエネルギーを惜しみなく与えてくださった講師の方々に心より感謝申し上げます。

中1:林 和則神父様(大阪大司教区)
テーマ:「私とは、、、自分を見つめる」












中2:田端 孝之神父様(仁川学院中学高等学校校長)
テーマ:「他者とのかかわり、、、自分の周りに目を向ける」
























中3:川邨 裕明神父様(カトリック泉南教会)
テーマ:「大切な命、、、生きることの重さを考える」












高1:矢野吉久神父様(カトリック箕面教会)
テーマ:「地球上で多くの人々と共に生きていることを考える」























高2:ビスカルド松浦篤子先生
  (カトリック大阪大司教区シナピス難民委員会)
テーマ:「自分の生きる道について考える」